クリニックブログ

みなさんこんにちは、ピュアメディカルクリニックの木幡です。


前回、鼻尖への耳介軟骨移植の記事を書きました。

それを踏まえ、鼻先にこの手術だけを行うとどうなるのか、解説したいと思います。


鼻尖への軟骨移植では、鼻先の向きを少し変えたり、少し細くしたりすることが出来ます。

例えば、下の図のように下向きに軟骨を植えてしまえば、気になる鼻先を少し下に向けることが可能になります。

そして場合によっては細く見せることも可能です。

但し、ここはひとつ注意が必要となります。下の図をご覧ください。

正面から見ると、移植した軟骨は図のような位置に入ることになります。

入った軟骨は正面からは次の図のように見えていることになるわけです。

どうでしょう？↑　

確かに先は細くなるかも知れませんが、ベースになっている部分がだんご鼻だと、これで果たして希望のシュッとした鼻先になるのでしょうか？

下から見ると分かりやすいと思いますが（↑）、ベースの幅が変わっていないと鏡餅のように鼻先の上に軟骨が乗っているだけで、大して細くなって見えない、ということが起こります。

こういう場合、どうするべきかというと、だんご鼻を治す手術、すなわち鼻尖縮小手術が必要となるわけです。


ですから鼻尖への軟骨移植を受ける場合は、こうしたことに気を付ける必要があるんですね。

こうしたことも含めてカウンセリングではお話させていただいております。

何をすれば良くなるのか、お分かりにならない場合は是非私どもに聞いてください♪

奈良以外でも、大阪・京都・三重・和歌山からも便利に来院いただけます。