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クリニックブログ

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☆術後の腫れとその期間☆/奈良・東大阪・京都・三重・和歌山

2017年1月29日 10:51

みなさんこんにちは、ピュアメディカルクリニックの木幡です。


今日はみなさん気になる、術後の腫れについてのお話です。

手術のご説明の際に必ず聞かれるのが

「どれくらい腫れますか?」や、

「どれくらいで腫れはひきますか?」

 というご質問です。


これ、一口にお答えするのは非常に難しいんです。

というのは、人によって内出血の“しやすい・しにくい”、もあれば、皮膚の柔らかさ・硬さで腫れの“出やすい・出にくい”もあるからです。

みんな違う、と言えるのですがそう言ってしまうと身もふたもないので、一つの傾向だけお教えしておきます。




下のグラフをご覧ください。

 

腫れと期間の関係.jpg

 

腫れや内出血の程度を縦軸に、期間を横軸にとったものです。

これは数学的なものではなく、こういう“イメージ”だと思ってください。

 


お顔の手術をしたとして、手術直後には大して腫れは出ていなくても、人間一晩寝ると顔は浮腫みます。

 

どうしても腫れはそれに連動するので、翌朝起きた時の方が腫れは強く出ます

また術後の内出血も直後はほとんど無かったとしても、じわじわ~っと染み出すような出血で翌日以降の方が色が強く出てきます。

時間と共に、赤紫黄色と変化していきます。
※ぶつけて内出血したときも直後よりは少し時間が経ってからの方が色が出てきますよね


ということで、大きい手術でもそうでない手術でも、腫れの程度や内出血の出具合は手術をして2~3日目あたりが最も強く出ます

手術によってそのピークの出方は変わりますが、上のグラフのように2~3日目をピークにして以降は日が経つにつれてよくなっていきます。

そしてピークが大きいものはそれ以後良くなっていくのに多少時間を必要とし、ピークが小さいものは短期間で良くなっていきます。
※二重の埋没法と切開法がいい例だと思います。どちらもピークは2~3日目ですが、切開法の方がピークが強く、収まってくるのにも時間がかかります


これはどんな手術をやっても当てはまることですので、手術をお考えの方は是非参考になさって、どれだけの休みをとるのか、どうやって最初のうち周囲の目を誤魔化すのか、作戦を練ってください☆

 

奈良以外でも、大阪・京都・三重・和歌山からも便利に来院いただけます。

 

 

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