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クリニックブログ

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☆シミ治療後のケアの仕方について☆/奈良・東大阪・京都・三重・和歌山

2017年1月21日 09:44

みなさんこんにちは、ピュアメディカルクリニックの木幡です。

 

今日は当院のQスイッチレーザーでシミ治療をしたのちの、みなさんの方で行っていただくケアの仕方についてお話します。

一応、治療前に書類を使って、かつ図示しながらご説明しているのですが(書類はコピーしたのものをお渡ししております)、割と忘れてしまう方が多いですのでこちらに改めて書いておきます。

 

QswitchedLASER.jpg

※左からQスイッチルビー(西大寺院)、QスイッチYAGレーザー(橿原院)

 

 

レーザーそのものは1発打つとおよそ5mmの大きさの円の範囲をカバーします。

従ってシミの大きさに従って、その範囲がすべてカバーされるように打っていきます。

1発1発は輪ゴムではじかれたような痛みがありますので、冷却材で患部を冷やしながら行っていきます。

治療そのものはあっという間に終わります

(小さいものなら30秒とかかりません)。 

 

終わった直後、レーザーを照射したところの皮膚は薄く焼けた状態となり、灰白色となっています

鏡で見ていただいたのち、保護用テープを貼っていきます。以前にも掲載した、下のテープです。

ビジダーム.JPG


 

これはハイドロコロイドシールと呼ばれ、患部から出てくる滲出液(しんしゅつえき)と呼ばれる、キズから出る汁を吸収してくれるタイプのものとなっています。

実際に私の手の甲に張り付けた写真がこちら↓

ビジダーム正面.jpg


 

割と薄いので横から見ても大してかさばっていないのが分かります↓

ビジダーム斜め.jpg


 

防水になりますので、この上から洗顔なりメイクなりしていただいてOKです。

で、これを2週間経過するまで貼り続けていただくのですが、交換のタイミングは“取れてきたら”です。

必ずしも一日1回交換しないといけないわけではありません。

交換した時に、中に出来たカサブタも一緒にはがれることがありますが、2週間経つまでは気にせず貼り換えを続けてください

時々、「カサブタがとれたからそれ以降シールを貼らなかった」という方がいらっしゃいますが、これはダメです。

皮膚への摩擦刺激から守るために2週間経つまでは必ず貼りなおしてください。 

 

そして2週間が経ち、テープを貼らなくて済むようになったら、今度やっていただくのはハイドロキノンクリームの塗布です。

 

これはレーザー照射の刺激によって起こる、炎症後色素沈着と呼ばれる、反応性に浮き出てくるシミを早く抜くために使っていただきます

 

使い方は、夜のみ、入浴・洗顔が終わったのちに、極少量つけていただきます。

いつも“夜のみ”とお伝えしているのですが、朝も塗ってしまう方が後を絶ちません。

刺激性の強いお薬なので、夜だけにしてください。

 

そして基礎化粧品をつける順番は気にせず、どこかのタイミングでお使いになっていただいたらそれでOKです。

HQクリーム.jpg

 

そしてつけていただく量ですが、上の写真の通り、4cmほどの長さのチューブ入りのお薬を2~3か月かけて使い切るくらいの極少量で結構です。

たまに「1か月程度で使い切ってしまった」という方がいらっしゃいますが、これは使いすぎです。

塗るほどに効果が出る、という考えは捨ててください。

  

こうしてハイドロキノンクリームがなくなってくるくらいの頃に治療した箇所の状態を改めて診させていただきます。

炎症後色素沈着の程度は治療の際の出力や、色素沈着しやすい体質等の影響を受けますので、人によって様々です。

数か月経てば十分薄くなってくる方もいらっしゃる一方で、まだまだ色素沈着が強い状態の方もおられます。

後者のケースでは引き続いてハイドロキノンクリームを使っていただいたりすることもありますが、受診をしていただいた上での判断とさせてもらっています。

  

ということで、当院でQスイッチレーザーを受けていただいた方で「あとのケアの仕方を忘れた」という方は是非本記事を読み直して参考にしてください<m(__)m>

 

 

 

 

 

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