クリニックブログ

みなさんこんにちは、ピュアメディカルクリニックの木幡（こわた）です。

上まぶたのタルミ改善手術をご希望のお客様に、

①眉下での処理

②まつ毛側の処理

の二通りのご提案をさせていただくと、決まって

①眉下での処理を希望されるお客様が多いです。

理由は簡単。

「出来上がりが想像しやすい」からです。

自分で眉毛のところを上に引っ張り上げればなんとなく手術結果のイメージがそこに現れます。

②の方は予想が難しくなります。

イメージが湧きません。

では下の図のように、まつ毛側、もっと言えば現存の二重ライン上で上まぶたのタルミを切除した場合、どのような仕上がりになると予想されるのでしょうか？

それを解説しているのが下の図です。

まぶたを一本の線に見立て、青い部分は二重になるところ、赤い部分は皮膚が被さってくるところ、とします。

目を開けたとき、赤い部分は青い部分に被さって二重が出来上がります。

二重の被さりは、図のように一旦Uターンしますのでちょうどまぶたを閉じているときに対しては距離が１／２となります。

つまり、二重のライン上でaミリ皮膚を切除すると、二重はちょうどその半分のa/2ミリ広がる、ということになります。

こうすればもっと想像はつきやすくなります。

例えば６ミリの皮膚を切除するとするなら、二重はその半分の３ミリ広がることになります。

３ミリと言えば結構な幅です。

実際に定規なんかを目元にあてがいながら見てみればより分かりやすいかも知れません。

このように、まつ毛側でのタルミ取りは見た目を大きく変えられる力をもつ一方で、ちゃんと理屈通りに手術をすればそれなりに予測のつく結果が得られるという側面もあるのです。

こうしたことも踏まえて賢く手術は選択したいものですね

奈良以外でも、大阪・京都・三重・和歌山からも便利に来院いただけます。