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☆咽喉頭異常感症と非びらん性胃食道逆流症☆/奈良・東大阪・京都・三重・和歌山

2016年9月27日 09:42

みなさんこんにちは、ピュアメディカルクリニックの木幡(こわた)です。 

 

ここ2週間で、私に対して二つの診断が下りました。

それがタイトルの「咽喉頭異常感症」「非びらん性胃食道逆流症」です。

  

ことの始まりは8月半ば。

なんか喉の奥右側がつかえる感じがするようになりました。

以前に咽頭炎を患ったときに同じような症状があったのですが、今回は何にも思い当たることがありません。

自分で鏡に向かって口を開けて見ても、何もありません。

痛くもないし、実際に飲食物を飲み込んでもつかえる感じもありません。

ただただ、喉のつかえ感です。

  

しばらく様子を見ていたのですが、9月に入っても症状は全く収まらず、さすがに心配になってきたので近所の耳鼻科を受診しました。

先生に症状をお伝えし、鼻から内視鏡を入れて喉奥を観察…。結果、

  

何もなし

  

ストレスや精神的なもので喉に異物感を覚えることは良くあることだとか。「まあ様子みられてはいかがですか?」と言われ、投薬もなく、耳鼻科をあとに。

  

帰宅してから調べてみると、私のような症状は「咽喉頭異常感症」という言うそうで、別名ヒステリー球

一般的には以下の症状があるそうです。

  

・喉に何か詰まっている感じ/引っかかっている感じ/塊がある感じ

 

・喉がふさがる感じ

 

・喉の奥が腫れている感じ

 

・喉がイガイガする

 

・胸がつかえる感じ

 

※wikipediaより引用

  

調べて特に他に器質的な原因が見当たらないものを指し、50%以上が不安・緊張が原因だとか。とほほキョロキョロあせる

  

 

耳鼻科受診してから更に2週間が経ち、症状の改善は全く見られず。

ひょっとして耳鼻科では診てもらっていない、食道に原因あり?と思い、今度は内科を受診してみました。

  

症状をお伝えし、幸いご飯を食べずに受診したので、その日のうちに胃カメラをすることに。

結果は……

  

何もなし

  

食道も胃も十二指腸もキレイそのもの(笑)。

で、なんと言われたかというと「非びらん性胃食道逆流症」

普通、胃から食道に内容物が逆流すると、胃酸が上がってくるのでそれで食道の内壁は炎症を起こします。

炎症が観察された場合、これは逆流性食道炎と呼ぶのですが、今回の場合は「炎症が見られない状態=非びらん性」となります。

つまり食道炎がみられないタイプの胃内容逆流症で、この逆流が食道の神経に障ると喉のつかえとして感じるのだそうです。

結局これもどうやら神経質な性格が災いしているそうで(先生談えー

  

で、もらった薬がPPI:プロトンポンプ阻害薬、つまりは胃酸の分泌を抑制するお薬です。

でも食道炎が見られないわけですから胃酸の分泌を抑えたところで症状の改善に役立つハズもなく、奏効率50~70%程度とか。

気の問題ですか?!(笑)

  

そして今回の一連の病院受診で思ったこと。

まず、精神的なものが原因で、特に治療しなくてもいいようなものに病名って必要?

まあ分類したくなる気持ちはわかるのですが、素直に「別になんの異常もありません」で良いような気もします。

こっちの方がよっぽど安心感高いです。

  

もう一つ。

「咽喉頭異常感症」「非びらん性胃食道逆流症」

診療科の切り口が違うだけで、これら2つは本質的には同じモノではないのか、ということ。

それぞれの科で似たような患者さんが来られた場合に、耳鼻科は耳鼻科でこうではないかと考え、内科は内科でああではないかと考える。

結果として違う病名がつけらることになったワケですが、本質的には同じものを違う角度から見ているだけのような気がします。

  

もっと年配の場合で、タバコを吸う方、お酒を良く飲む方は咽頭がん・喉頭がん・食道がんも鑑別しないといけないので注意が必要ですが、若年であればあるほど、今回ご紹介したケースが良く見られるそうです。

同じような症状でお悩みの方のご参考になれば幸いです m(__)m

  

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