授乳後は、乳頭（乳首）が肥大したり、伸びて垂れ下がってしまったり、といった症状がよく見られます。授乳や加齢によってバストのボリュームやハリが衰えてしまったことをご相談に来られる方の半数以上が、乳頭の肥大や下垂も気にされています。
また、授乳以外でも、思春期に乳頭（乳首）や乳輪がよくかぶれるなどして、強く擦ったりした場合、色素沈着や乳頭の肥大・形の左右差などが生じることもあります。
「乳頭が大きい」、「乳頭が垂れている」という悩みは、異性に対してだけでなく、同性に対してもコンプレックスの原因となります。
乳頭（乳首）の大きさや長さに応じたさまざまなデザインを用いて、形や大きさを整える手術が乳頭縮小術です。
局所麻酔で１時間から１時間半程度の日帰り手術で、痛みや腫れは少なく、抜糸までの２週間もシャワーであれば入浴が可能です（乳頭が濡れても大丈夫です）。
一般の皮膚と比べて、乳頭や乳輪の皮膚はもともと色調や表面の性状が異なるため、抜糸後１、２ヶ月程度で傷あとはほとんどわからなくなります。