肝斑治療をお考えの方必見!治療の方法を解説します!

肝斑治療をお考えの方必見!治療の方法を解説します!

2020.09.09

肌にできるシミに対しては、何とか対策したいところですよね。ただし、一口にシミと言ってもさまざまな種類があり、ご自身のシミがどの種類なのか理解しておくことが大切です。今回は、シミの一種である肝斑の治療方法について解説します。

肝斑の原因とは

肌をきれいに保つためにも、シミへの対策はしっかりと行っていきたいですよね。肝斑は、一般的に想定されるシミだと考えて良いでしょう。症状の特徴としては、左右対称に現れることが挙げられます。見た目としては、輪郭が薄く境界線がはっきりしないことが特徴ですそのため、高齢の方によくある色素斑や、そばかすなどとの判別が難しいです。現れる場所は、頬の骨のあたりか口の周りが多いでしょう。また、男性と比べて女性に現れる場合が圧倒的に多いのも大きな特徴でしょう。年代としては30代から40代ごろに多い症状とされています。1つの調査によると、30代から50代の方で、1年以内に肝斑ができる割合は36パーセント程度とのことです。そのため、決して珍しい症状ではないと言えるでしょう。

発症の原因

発症に至る原因は主に2つと考えられています。1つ目は、女性ホルモンのバランスが乱れてしまうことです。肝斑は女性に多い症状ですが、その原因として女性ホルモンが関係していることが考えられます。妊娠、出産などでホルモンバランスが乱れてしまうことがありますが、その結果として起きる症状と言えるでしょう。また、避妊用に低用量のピルを服用されている方は症が出やすくなることも報告されています。症状が出やすいのは30代から40代の方ですが、50代以降の方は出にくくなると言われています。

2つ目は、多くの紫外線を浴びることです。日光に多く当たっている方で、紫外線の対策が不十分であると、肝斑が生じる可能性が高まるでしょう。紫外線によって肝斑が現れることや、より濃くなることが考えられます。これらの要因により、シミのもとであるメラニンが必要以上に作られてしまうことが問題です。メラニンが皮膚の内部に留まることで、肝斑の発症に繋がります。

シミの種類の診断方法とは

肌を見てシミらしきものがあっても、それが肝斑とは限りません。治療を進めていくためには、正しい判断をして、何によるシミなのか理解する必要があるでしょう。間違った治療を行うと、かえってシミの悪化につながる可能性があるためです。ここでは、他のシミとの判別について解説します。

肝斑と判別すべきシミ

肝斑と判別する必要があるシミは複数の種類がありますので、理解しておきましょう。

1つ目はそばかすで、目の下を中心に小さな茶色の斑点が散在しているものです。

2つ目は老人性の色素斑です。長年浴びてきた紫外線の影響で、頬のあたりにできる丸い斑点です。

3つ目は太田母斑で、目を中心に青褐色のあざができるのが症状の特徴でしょう。太田母斑と肝斑の判別が最も難しいため、しっかりと診断することが大切でしょう。

診断の際に注意すべきこと

診断の際に注意すべきことは主に3つです。

1つ目は、化粧を完全に落としてから受診することでしょう。肌の色や明るさを見て診断するため、化粧は取る必要があります。

2つ目は、服用中のお薬を持って行くことです。薬の効果や副作用として、肌に何らかの症状があらわれている場合があります。正しい診断のためには、薬との関係を正しく理解する必要があるでしょう。

3つ目は、保険の適用外になることに注意しておくことです。保健の適用外になると、ご自身が負担される費用よりも高くなるため注意すべきでしょう。

治療方法として挙げられるジェネシスとは

治療方法にも様々なものが開発されていますが、今回はその1つである、「ジェネシス」について解説します。基本的な治療の原理は、肝斑の生じている肌にレーザーを照射することです。従来のレーザー照射治療に改良を加え、効果や安全性が高くなったものです。肝斑だけでなく肌のシワや毛穴などにも効果があるため、シミを無くすだけでなく肌全体に良い影響を与えられる治療と言えるでしょう。照射されるレーザーは肌の奥まで浸透し、コラーゲンの増加を働きかけます。そのため、肌のシワやたるみの改善に繋がることも期待できます。他にも、ニキビの跡や傷跡にも効果が期待できるとされています。治療の際の痛みは無く、温かいシャワーのような感覚で治療を受けられるでしょう。

まとめ

肝斑の治療の方法について詳しく解説しました。今回取り上げた肝斑はシミの一種で、左右対称に現れやすいことが特徴とされています。主な原因は、ホルモンバランスと紫外線とされていますのでご注意ください。治療法の1つとして紹介した、「ジェネシス」は、従来のレーザーの治療と比べて効果が高く、より安全です。

TOP