まぶたのたるみは諸悪の根源?眼瞼下垂とは何か解説

まぶたのたるみは諸悪の根源?眼瞼下垂とは何か解説

2019.02.11

「まぶたのたるみが気になる」

「眼瞼下垂(がんけんかすい)ってたるみのこと?」

 

年齢とともに肌の悩みも変わっていくものですが、このように上まぶたのたるみに悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。

 

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眼瞼下垂とは単純に目元のたるみが外見においてコンプレックスになるのみならず、様々な悪影響を持つ症状です。

今回はまぶたのたるみと眼瞼下垂についてご紹介します。

 

 

□眼瞼下垂とは

眼瞼挙筋(がんけんきょきん)と呼ばれるまぶたの筋肉が弱くなり緩んでしまっている状態が眼瞼下垂です。

 

眼瞼挙筋が弱いと、まぶたをきちんと持ち上げられなくなって、眠たそうな目になります。

視界が狭まり、目つきが悪く見えてしまうため悩んでいる方も多いでしょう。

 

 

□眼瞼下垂の原因

眼瞼下垂は先天性も後天性もあり、原因は様々です。

特定したい場合には早めに眼医者に診てもらうのが良いでしょう。

 

まぶたを引っ張り上げる筋肉(眼瞼挙筋)が生まれつき発育異常の場合は、先天性です。

 

後天性のものにはいくつか種類があります。

まず、腱膜性眼瞼下垂(けんまくせいがんけんかすい)が挙げられます。

 

目にある上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)という薄い筋肉が瞼を持ち上げ、目を開いているのですが、この筋肉とまぶたをつなげている腱膜は老化します。

加齢によって目が開きにくくなっているケースはこれに当たるでしょう。

 

加齢の他にも目をこすることでも引き起こされます。

アトピー、逆まつげのためによく目をこすってしまう癖のある人は注意しましょう。

また、コンタクトレンズを長期間つけていることで発症することもあります。

 

他にも重症筋無力症など筋肉自体に異常がある筋原性、動眼神経麻痺といった筋肉を支配する神経に異常がある神経原性のものに分けられます。

 

 

□眼瞼下垂の弊害

眼瞼下垂の弊害として、身体に様々な悪影響が起こる可能性があります。

 

眼が開きにくくなると、額にある筋肉を過剰に使って瞼を引き上げようとするようになります。

そうすると常に額や目の周りの筋肉が緩んでいる状態になり、視界の悪さ以外の弊害も起こってしまいます。

 

*頭痛

筋肉の緩みが頭の周囲で起こり続けることで慢性的な頭痛に繋がります。

眼瞼下垂の治療を受け、併せて頭痛も感じていた方のうち、半数以上が頭痛が改善したという調査結果も出ています。

 

 

*肩こり

首から上の筋肉の緩みは首から肩にかけての負担も増大させます。

肩こりも頭痛と同様に治療後に半数程度の人が解消したと答えた調査があります。

 

 

□眼瞼下垂の改善方法

 

眼瞼下垂は手術で治します。

 

*ミューラー筋タッキング法

ミューラー筋タッキング法とは糸による縫縮術で眼瞼下垂を直す手術です。

眼瞼挙筋の衰えをカバーするために、筋肉を短縮させ弱い力でもまぶたを引き上げられるようにします。

まぶたの裏側からナイロン糸のみで緩んだ筋肉を縮めるため、皮膚切開は行いません。

 

*眼瞼挙筋前転法

切開による手術は眼瞼挙筋前転法と言います。

 

皮膚切開をした後に、眼瞼挙筋を畳んで縫い付け緩んだ筋肉を縮めます。

 

そもそも筋肉の力がない場合には、ふとももの腱膜を瞼板と額の筋肉(前頭筋)の間に移植し、額の筋力を利用して瞼を挙げられるようにすることもあります。

 

高度の下垂の場合には基本的にこちらの方法が採用されるようです。

切開するためまぶたの腫れや、内出血のような変色があることもありますが数週間で治ります。

 

切開する手術と聞いて不安に思った方もいらっしゃるかもしれませんが、期間も案外短く、費用も抑えることができます。

前日などに入院する必要もなく、慢性的な頭痛や肩こりに悩み続ける前に気軽に受けることが良策なのではないでしょうか。

 

□眼瞼下垂を自分で確認する方法

眼瞼下垂について分かったとしても、本当に眼瞼下垂なのか分からない、と思う方もいるかもしれません。

 

一度眼科で診療を受けることをおすすめしますが、眼瞼下垂が特に疑わしいと思われるチェックリストをご紹介します。

 

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*顔が眠たそう

*三白眼(白眼の面積が多い)である

*見上げるのが辛く感じる

*まぶたが重く感じる

*目を開くと額にしわが寄る

*眉毛と目が離れている

*二重だったまぶたが一重に見えるようになった

*左右で目の大きさが違う

*顎が無意識のうちに出ている

 

上記のリストに心当たりがあったり、頭痛や肩こりも感じていたりするなら眼瞼下垂かもしれません。

ただたるんでいるだけと放置するのではなく、治療を検討してみてください。

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□まぶたのたるみ眼瞼下垂のまとめ

 

今回は眼瞼下垂とは何か、そのセルフチェックの方法など、眼瞼下垂について解説しました。

 

眼瞼下垂の原因や、筋肉と肌の弛みは個人差がありますので専門家の診療を受けて見ないと対処法は断言できません。

たるみの症状と頭痛や肩こりが合わせて自覚症状のある方は医師の診察を受けてみてください。

 

 

ピュアメディカルクリニックでは今回紹介した手術方法での眼瞼下垂治療を行っています。

少しでも心当たりがある方は是非一度ご相談ください。

 

 

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