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ヒアルロン酸によるタルミ改善の考え方/奈良・東大阪・京都・三重・和歌山

2017年7月 9日 14:42

みなさんこんにちは、ピュアメディカルクリニック橿原院の木幡です。

 

 

最近、ヒアルロン酸の注入方法が少しずつ変わってきたということはちょっと前にもお話しました→コチラ

 

そこで、もう少し分かりやすく、その考え方について見ていきたいと思います。 

 

以前のブログでも出してきた絵を再度引っ張り出してきたいと思います↓

 

JCutanAesthetSurg_2016_9_2_65_184046_f1.jpg

 

これは目の下から頬にかけての断面を表したものになりますが、図の中に「靭帯」と書かれた部分があるのが分かりますね。

 

眼輪筋靭帯頬骨靭帯といったものです。

 

 

実は顔のタルミが目立つようになるとき、これらの靭帯が大きく関わっているのです。

靭帯の部分に一致して、図に窪みが出来ているのが分かりますね?

 

これがどうやって出来ているのか、以下に解説します。

 

 

まず、ここの部分の構造を単純化して断面図に表すと以下のようになります↓

※甚だ簡単ですみません(^^;

皮膚骨靭帯関係図.jpg

若いウチはハリがあり、タルミも無いので、真っ直ぐになっています。

ところが皮膚やその他組織がタルミ始めてくると…

皮膚骨靭帯関係図タルミあり.jpg

このような感じに変化してきます。

どこかで見たことないですか、この形。

私たちの身体も、歳を取るとお腹やバストがこのような形になってきませんか?

顔も同じだということです。

そして、このことが原因で

皮膚骨靭帯関係図タルミあり2.jpg

赤い矢印の部分が目の下のクマや、ゴルゴラインの窪みとして目立ってくる、というわけなんです。

 

 

従来のヒアルロン酸治療では、この赤い矢印部分を窪みとして処理しようということで、単純にこの近辺にヒアルロン酸を入れて膨らませる、ということをしていたわけです(というか今でもしていますが…)。

 

しかし新しい注入方法ではちょっと考え方が異なります。

 

 

新しい方法ではこの靭帯をピンと張らせるようにする目的で下の図のような位置にヒアルロン酸を入れます。

 

皮膚骨靭帯関係図タルミあり3.jpg

 

ヒアルロン酸を入れてボリュームを回復させるのはもちろんなのですが、靭帯の丁度真下のところにヒアルロン酸を潜り込ませるように注入して靭帯を持ち上げるようにします。

 

 

このようにすると見た目はただヒアルロン酸を入れているだけのように見えるのが、ゴルゴラインなどの改善と共に、タルミが少し引きあがったように見える、というわけです。

 

 

ただ、これについてはその方その方で靭帯のどの部分にヒアルロン酸を入れれば改善するのか、熟知していなければなりません。

 

私も現在、「これは間違いなさそうだ」という状態のお客様には既にこの注入方法で治療をしていますが、どうしても注入量が多くなってしまう兼ね合いでケースバイケースで適応を選ばせていただいております。

 

この辺りはもう少し私も勉強が必要なところなのでもう少し深堀りしていきたいと思っています。

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