クリニックブログ

みなさんこんにちは、ピュアメディカルクリニックの木幡（こわた）です。 

ふと考えていたのですが、しわやタルミを改善させる治療として今のところ世にある治療は、およそ４つのパターンに分類できます。

それらはすなわち、以下の４つです。  

①加熱系

②穴あけ系

③成長因子系

④切り取り・引き上げ系

①の加熱系は、ラジオ波や超音波、レーザー、IPL（光）などの治療機器を指します。

加熱するターゲットはそれぞれの治療器で違うものの、皮膚の中の「何か」を加熱し、そこからお肌の回復力を利用して効果を得る、というものです。

（例）サーマクール、ウルセラ、フォト（RF）、ウルトラセル等

※写真はサーマクールCPT

②の穴あけ系は、①と同じく肌の回復力に依存していますが、加熱ではなく、物理的に穴をあけ、それが閉じるときの治癒力に乗じた効果を期待するものです。

（例）ダーマローラー、ダーマペン、フラクショナルレーザー等

※写真はダーマペン。www.dermapenworld.comより

③成長因子系は細胞がお互い連絡を取り合う時に分泌する伝達物質をお肌に直接注射したり、塗りこんだりして、細胞の活性化、増殖を狙うものです。

（例）脂肪由来幹細胞タンパク抽出物（AAPE）、臍帯血成長因子（HS-CM100）、PRP等

※写真はAAPE

 ④切り取り・引き上げ系は、簡単に言えば手術です。

これには糸で引き上げるようなものも含みます。

（例）上下まぶたタルミ取り、フェイスリフト、スレッドリフト等

一応外科医である私としては、④の切り取り・引き上げ系が最も結果が分かりやすく、好きなのですが、これを嫌いだというお客様がたくさんいらっしゃることは認識しております（笑）

これらはある程度“使い分け”が重要になりますので、次回からはその点についてもう少し突っ込んでお話を展開していきたいと思います

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